タイヤ&メーカー情報
住友ゴム工業が有する日本国内第2位のタイヤブランド「ダンロップタイヤ」です。
イギリスの世界的タイヤメーカーだったDUNLOPタイヤ部門を1985年に住友ゴムが買収し、現在まで日本を始めアジア市場で展開しています。
住友ゴムは世界シェアでも第6位と、競合ひしめくタイヤメーカーの中でも技術力および信頼度も有数のグローバル企業です。
ちなみに、北米およびヨーロッパ市場は1999年に住友ゴムと提携したアメリカのタイヤメーカーGOODYEAR(グッドイヤー)が製造・販売しています。
ダンロップタイヤは1889年の創業以来、革新的なタイヤの開発の先駆者的存在でした。
空気を含んだゴムタイヤの発明を皮切りに、タイヤにリムを付けて外れにくくする現在のワイドタイヤの原型や、
水の上をタイヤが高速で通過すると水に浮いた状態になりグリップ力が低下するハイドロプレーニング現象の初解明など、
現在の高性能タイヤでも採用され続ける技術をいち早く取り入れる多くの歴史があります。
ダンロップタイヤのスポーツカテゴリは「DIREZZA(ディレッツァ)」シリーズです。
サーキット走行をターゲットとした「DIREZZA Z2 STAR SPEC」と一般車用「DIREZZA DZ102」がありますが、
DZ101から進化したDZ102はスポーツ性能だけでなく静かさや乗り心地の快適性能や耐摩耗性のロングライフ性能も高バランスで獲得しており、
ゴム内部に「ナイロンフルバンド&エッジバンド構造」を採用し、ロードノイズの低減や剛性を向上しています。
そのため、実際の印象としてはスポーツタイヤというより高品質なプレミアムスポーツの表現が的確かもしれません。
“走り”も“快適さ”も“長持ち”もといったわがままな希望に最適です。